日本の人口推移

奈良県川上村で人気の仕事は政治・経済・文化団体や林業、宿泊業、木材・木製品製造業（家具を除く）、設備工事業などで、これらの業種や産業に携わる人口が多い一方で労働生産性や付加価値額などにも特徴的な動きが見られます。

また人口推移も各世代で大きく変動をともなっていますので、これら奈良県川上村地域での世代年代ごとの人口推移と、特化係数を元にした労働生産性や付加価値額、各産業に仕事として携わる従業員数などを確認して行きたいと思います。

奈良県川上村の仕事を産業別特化係数から考える

奈良県川上村の年少人口、生産年齢人口、老年人口のこれまでの推移と今後の予測をグラフ化すると共に、奈良県川上村の2012年度の産業別特化係数から地域の産業構造や人口などを確認して行きたいと思います。

下記の人口統計、産業別特化係数のデータは、RESAS（地域経済分析システム）から得たデータを加工してグラフ化、ランキング化させており、2018年時点でのデータとなりますので、今後人口推移や産業別特化係数の統計データに変動が生じることがありますのでご注意下さい。

奈良県川上村の年少、生産年齢、老年世代の人口推移

年少人口は1980年の776人を生産年齢人口は1980年の2701人、老年人口は2000年の999人をピークにそれぞれ特徴的な変動を続けています。

これらの人口推移と共に下記の特化指数（付加価値額、従業者数、労働生産性）をあわせて今後の奈良県川上村について考えていきましょう。

年少人口　生産年齢人口　老年人口

特化係数とは？

特化係数をもとにさまざまな参考としていますが、特化係数とはひとつの目安となる数値で他の数値との対比が重要ともされています。内閣府のWEBサイトに特化係数に関する下記の記載があります。

特化係数は、地域のある産業の生産額が地域全体の生産額に占めるシェアを、全国の当該産業のシェアと比較したものであり、その地域が全国の平均的な産業構造の姿と比べてどの産業に特化しているかを示す。
出典：内閣府ホームページ （http://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr11/chr11030201.html）

これらを参考に奈良県川上村の下記の特化係数（付加価値額、従業者数、労働生産性）の特徴を確認して行きましょう。

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奈良県川上村の特化係数（付加価値額）ランキング

奈良県川上村では林業や木材・木製品製造業（家具を除く）、政治・経済・文化団体などの産業の特化係数（付加価値額）が上位にあり、一般的に1以上の数値で高いとされる特化係数ですが奈良県川上村では7件の産業が1以上の係数になっています。

奈良県川上村の特化係数（従業者数）ランキング

特化係数（従業者数）では木材・木製品製造業（家具を除く）や林業、宿泊業などが上位にあり、これらの産業に携わる人口が多く特化係数（従業者数）が1以上の産業は8件となっています。

奈良県川上村の特化係数（労働生産性）ランキング

特化係数（労働生産性）では1位に政治・経済・文化団体、2位に林業、3位に宿泊業、4位のに木材・木製品製造業（家具を除く）、5位に設備工事業の産業があり、1以上の数値を示している産業は2件あります。

奈良県川上村の特化係数（付加価値額、従業者数、労働生産性）一覧

奈良県では特化指数が3つ全てが1以上の産業は林業、政治・経済・文化団体などがあり、付加価値額、従業者数、労働生産性と3つある特化指数のうち2つが1以上の産業は総合工事業、職別工事業(設備工事業を除く)、木材・木製品製造業（家具を除く）、宿泊業があります。

奈良県の特化係数（付加価値額、従業者数、労働生産性）一覧

一方で奈良県全体の特化係数ではこれらと違った数値が見られ、特化指数が3つ全てが1以上の産業はその他の製造業、道路旅客運送業、繊維・衣服等卸売業、協同組織金融業、洗濯・理容・美容・浴場業、自動車整備業などがあり、付加価値額、従業者数、労働生産性と3つある特化指数のうち2つが1以上の産業は林業、総合工事業、食料品製造業、繊維工業、木材・木製品製造業（家具を除く）、家具・装備品製造業、印刷・同関連業、プラスチック製品製造業（別掲を除く）、ゴム製品製造業、なめし革・同製品・毛皮製造業、金属製品製造業、はん用機械器具製造業、織物・衣服・身の回り品小売業、飲食料品小売業、機械器具小売業、その他の小売業、無店舗小売業、不動産取引業、物品賃貸業、宿泊業、学校教育、その他の教育，学習支援業、医療業、保健衛生、社会保険・社会福祉・介護事業、廃棄物処理業、政治・経済・文化団体があります。

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